†story†
□TURN03
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真規達は今船に乗っていてデュエルアカデミアに向かうところだった。
真規と成貴は船の外に出て何やら喋っていた。
成貴「しかし、あのクロノス教諭によく勝てたな・・・」
真規「あの障○者教師のわりには雑魚いな・・・」
真規は口を尖らせながら言った。
成貴「ったく、障○者なんて使うなよ・・・」
成貴は然り気無く真規に注意をした。
真規「存在する言葉は使う為にあるんですよコノヤロォー」
真規は成貴に指差しながら言い切った。
成貴「フン、とんでもない主人公だな・・・」
真規「あー、忙し忙し・・・」
真規はめんどくさそうに手すりを掴み海を見ながら言った。
成貴「ところで真規、ずっと気になっていたんだが・・・そのD・ホイールどうしたんだ??」
成貴は真規の横に止めてあるD・ホイールを見ながら言った。
真規「ああ、ころか??、不思議な髪型の野郎に貰った・・・」
真規はめんどくさそうに回答に答えた。
成貴「不思議な髪型??、・・・じゃあ、そのアカデミアデュエルディスクはどうしたんだ??」
今度はD・ホイールにセットされているデュエルディスクを指差しながら言った。
真規「あぁ??、うっとうしいな・・・、デュエルアカデミアの卒業生とか言う奴に貰ったんだよコノヤロォー・・・」
真規は頭をかきめんどくさそうに成貴の回答に答えた。
成貴「さっきから不思議な髪型や卒業生って遊戯さんか・・・??」
成貴は不思議そうに真規に聞いた。
真規「あぁ??、確かに遊戯さんにも貰い物しましたぜ・・・」
そう言い真規はデッキケースから遊戯から貰ったカードを取り出し成貴に見せた。
成貴に見せたカードは『フィルマメント・アランチャ・ドラゴン』っと言うシンクロモンスターのカードだった。
成貴「『フィルマメント・アランチャ・ドラゴン』??、見た事ないカードだな・・・」
成貴は真規の持つカードを見詰めながら言った。
真規「まあ、オークションで何円くらいか調べてみるよ・・・」
真規はめんどくさそうに取り出したカードをデッキケースにしまいながら言った。
成貴「お、おい、遊戯さんに貰ったカードオークションに出す気かよ・・・」
っとそこでこの船長から放送が入った。
船長「えぇ、まもなくデュエルアカデミアに到着しますのでお忘れ物のないよう用意してお待ちください・・・」
どうやらあとちょっとでデュエルアカデミアに到着するようだ。
成貴「どうやらあと少しでアカデミアにつくようだな・・・」
成貴はケータイを取り出し時間をチェックしながら言った。
真規と成貴が話しているとレイがやって来た。
レイ「ああ、成貴ここにいたんだね」
そう言いレイは成貴に近付いてきた。
そして一緒にいる真規を見た。
レイ「あ、君は確か受験番号200の子」
真規「あぁ??、誰ですかこのチビは・・・」
真規はレイを指差し見下ろしながら言った。
成貴「お、おい、真規先輩だぞ」
成貴は焦り真規の腹を肘でどつき言った。
レイ「ああ、いいよ成貴。入学したばっかりだから仕方ないよ・・・」
レイは優しく微笑みながら言った。
真規「ヘン、何で女に敬語やら頭下げなきゃいけねーんだよコノヤロォー・・・」
真規はレイにケンカを売るかのように口を歪ませながら言った。
レイもさすがにこれには怒りを隠しきれなかった。
レイ「ちょっと君二度と女の子を馬鹿にしないって約束しなさい」
レイは真規を指差しながら怒鳴った。
真規「ヘヘン、何で女馬鹿にしないなんて約束しなければならないんですかー??、寝言は寝てる時だけにしろってんだコノヤロォー・・・」
真規は鼻クソをホジリながらレイを小馬鹿にしながら言った。
レイ「こんの恋する乙女は強いんだぞー」
そう言いレイは真規を投げ飛ばした。
真規「う、うわぁあぁあぁ〜」
{ドッボーン}
そして真規は船から海に落ちた。
成貴「(えぇー)」
成貴は言葉が出なかった。
そしてそれと同時に船はデュエルアカデミアへとたどり着いた。
そして受験者達は船から下り始めていた。
その先では教師達がデュエルアカデミアの制服を配っていた。
制服は赤色と黄色があった。
簡単に言えば成績がよかった者が黄色で悪かった者が赤色と言う事だ。
ちなみに青色の制服は中等部で入った優秀な人が着るものだ。
例えば成貴とかだ。
そして真規と成貴は紘一やリアンと合流して船を下りようとしていた。
真規はビショビショになりながらD・ホイールを押して船を下りていた。
リアン「おぉ真規ビショビショじゃねーかくしゃみでそうなったのか」
リアンは興味津々に真規に聞いた。
真規「こんな身体中ビショビショになるダイナミックなくしゃみがあるわけねーだろコノヤロォー」
真規は鋭い突っ込みをリアンに入れた。
そして紘一が制服を渡されようとしていた。
教師A「君の受験番号は??」
教師Aは紘一に受験番号を尋ねた。
紘一「1です・・・」
紘一は無表情に答えた。
教師B「はい、君はラーイエローだ。おめでとう」
そう言い教師Bは黄色の制服を紘一に手渡した。
紘一「ありがとうございます・・・」
そう言い紘一は無表情で教師達を通り過ぎて言った。
リアン「よっしゃー俺らも制服貰いに行こうぜー、真規」
そう言いリアンは真規の腕を掴み引っ張った。
真規「イテテ、引っ張んなバーローD・ホイールがあるから早くは無理だコノヤロォー・・・」
真規はリアンに引っ張られながらも必死にD・ホイールを支えながら言った。
っとそこに後ろから誰かが転がって来た。
それはファミレスの金髪アルバイト少女のエミリア・パーシバルだった。
エミリア「ど、どいてくださーい」
エミリアは勢いよく転がりながら前に立つ真規達に叫んだ。
真規「あぁ??」
真規はエミリアの声に反応して後ろに振り向いた。
{ゴォーン}
そして真規とエミリアは激突した。
{ゴロン}
D・ホイールは外まで転がっていった。
真規「イッテーなチクショー・・・」
真規は激突した額を押さえながら言った。
エミリア「ご、ごめんなさい・・・」
エミリアも激突した額を押さえながら言った。
そして真規とエミリアはお互いに向き合った。
真規「あっ、お前は確かファミレスの・・・」
エミリア「き、君はあの時助けてくれた・・・」
そう、2人は第1話のファミレスで遭遇していたのだ。
成貴「・・・真規の知り合いなのか??」
成貴はエミリアを見ながら真規を立ち上がらせながら言った。
真規「知り合いって言うか、客とアルバイトの中だけどな・・・」
真規は立ち上がり服やスボンをはらいながら言った。
真規「大丈夫か??」
そう言い真規はエミリアに手を差し出した。
エミリア「あ、ありがとうございます・・・」
そう言いエミリアは恥ずかしそうに真規の手をとり立ち上がった。
リアン「俺リアン宜しくなお嬢ちゃん」
リアンはエミリアに手を差し出し元気よく自己紹介をした。
エミリア「うっ・・・」
エミリアは怖がってか知らないが真規の後ろに隠れた。
真規「ヘヘ、お前の面がこえーだってさ」
真規は小馬鹿にした笑い方をしながらリアンに言った。
リアン「な、何だと」
リアンは足を前に踏み出し真規に怒鳴った??。
成貴「ったく、お前は変態かよ・・・」
成貴はリアンの行動を見るなり冷たく呟いた。
リアン「何だよ2人してチクショー・・・」
リアンは怒ってしまった。
そして下らない話しはさておき、真規達は船を下りた。
教師A「君の受験番号と名前は??」
教師Aはまずエミリアに尋ねた。
エミリア「じ、受験番号2、エミリア・パーシバルです・・・///」
エミリアは照れながら受験番号と名前を言った。
エミリアは紘一の次に成績がよくて受験番号は2だった。
教師B「はい、君は女子だからオベリスクブルーだ。入学おめでとう」
そう言い教師Bはエリや所々の部分が青色であとは白色の制服を渡した。
エミリア「あ、ありがとぅ・・・」
エミリアは恥ずかしがりながら礼を言い教師達を通り過ぎていった。
教師A「(か、可愛い・・・)」
教師Aはエミリアに見とれていた。
教師B「(う、美しい・・・)」
同じく教師Bもエミリアに見とれていた。
真規「アイツらロリコンだな・・・」
真規はエミリアに見とれる教師A、Bを見ながら言った。
リアン「おい俺にも制服くれよないっぱいな」
リアンは見とれる教師達に元気よく話しかけた。
教師A「何だよせっかくエミリアちゃん見てたのによ」
教師Aはエミリアを見ていたのを邪魔されて凄く怒っていた。
教師B「オラァお前なんてこれだよ」
教師Bは怒りをこめて赤色の制服をリアンの顔面に押し付けた。
リアン「な、何だよこの扱いの差は」
リアンは怒りながら歩いていった。
真規「おい、デュエルしろよ・・・」
真規は教師Aの前に達デュエルを申し込んだ。
教師A「受験番号と名前は??」
教師Aはエミリアを見つつ真規に受験番号と名前を尋ねた。
真規「受験番号ドベ(200)。岡田真規っス〜・・・」
真規はめんどくさそうに答えた。
教師B「君はオシリスレッドだ。おめでとう」
そう言い教師Bは真規にリアンと同じ赤色の制服を差し出した。
真規「ああ、これあのハネクリボー連れてた奴と同じ制服じゃねーか・・・」
真規は渡された制服を眺めながら呟いた。
そして船から受験者は全員下りて校長の鮫島から話しがあった。
鮫島「ええ、皆さん入学おめでとうございます。今から入学式を行いますので皆様制服を着てデュエル場に集まってください」
そして鮫島からの話しは終了した。
真規「あーあ、まだ入学式とかめんどいのあんのかよ・・・」
真規はめんどくさそうにD・ホイールを押しながら言っていた。
成貴「ったく、入学式くらい我慢しろよ・・・」
成貴は真規に呆れながら言った。
っとそこに鮫島が真規達の前に現れた。
成貴「さ、鮫島校長、どうしたんですか??」
鮫島「ちょっと真規君にようがあってね」
そう言い鮫島は真規に近付いた。
真規「あぁ??、何ですか〜??」
真規はめんどくさそうにしていた。
鮫島「それを運んで行くのはちょっとキツイでしょう。我々が寮まで運んでおきますよ」
鮫島は真規に笑いかけながら言った。
すると教師A、BがD・ホイールを運びだした。
真規「あ、どーも・・・」
真規はめんどくさそうにお礼を言った。
鮫島「いえいえ、結構ですよ」
そして鮫島はデュエル場目指して歩いていった。
そして真規達もデュエル場に向かうのだった。