†story†

□TURN02
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{カリカリカリ}

ペン等で何かを書いている音が室内に響く・・・。

そう今海馬コーポレーションでデュエルアカデミア入学の筆記試験を行っているのだ。

そして真規も今デュエルアカデミアに入学するため筆記試験の真っ最中だった。

真規は勉強していない為1問目ですでに悩んでいた。


真規「(勉強してねーから分かるわけねーじゃねーか・・・)」

真規はめんどくさそうに心の中で呟いた。


真規「(取り合えず第1問ウ○コって書いとくか・・・)」

真規はめんどくさそうに1問目にウ○コと書いた。


真規「(2問目もウ○コ、3問目もウ○コ、4問目はちょっと変えてチ○コ・・・)」

そして真規めんどくさがりながら問題に下品な言葉を書きまくった。



そして真規がふざけている中真面目にテストに取り組む弟の紘一の姿が・・・。


紘一「(簡単過ぎる問題だな、第1問は答えは・・・8だ・・・)」

紘一は軽く問題を解いていた。


紘一「(最後の問題50問目は、結構難しいが・・・答えは水酸化カルシウムだ・・・)」

そして紘一はテストの空欄を全てうめつくし見直しをしていた。

とても真規の弟とは思えない。



そしてテスト開始から50分たち筆記試験が終了した。

そしてテスト終了の指示をした。

指示したのは背の高い外人の男性だった。

その名は『クロノス・デ・メディチ』だ。


クロノス「それでーは皆さん終了してくださいノーネ」


そして受験者は手を止めた。


クロノス「それでーは実技試験まで30分の休憩ナノーネ。皆さーん、解散するノーネ」

そう言いクロノスは受験者のテストを集めて教室(部屋)から出ていった。



真規「あーあ、筆記試験も終わったし外の空気でも吸いにいきますかーと・・・

そう言い真規はやる気なさそうに部屋から出でいった。


それを見た紘一は不思議そうな顔をしていた。

紘一「やっぱ兄さんのような気がするんだよな・・・??」

紘一は頭をかきながら部屋を出ていく真規の後ろ姿を見詰めていた。

そして真規は紘一から見えなくなってしまった。


紘一「・・・気のせいだな、あのめんどくさがり屋の兄さんがテストなんか受けに来るわけねーからな」

そう言い紘一は転がっていたペンと消しゴムを集めた。

そして紘一も部屋から出ていった。
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