†story†

□TURN02
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そして真規は外に出てそこら辺をプラプラしていた。


真規「あー、暇だなー、実技試験めんどいなー・・・

そう言い真規は道路のはじっこを歩いていた。

真規「実技試験めんどいしこのままばっくれてやろうなーチクショー・・・

そう言いタンタンと歩き続ける真規だった。

{ブゥー

っと真規の後ろからバイクが近付いてくる音がした。


真規「あぁ??」

真規はバイク音に反応して後ろに振り向いた。


真規「

何とバイクは真規に接近してきたのだった。


真規「ぬわぁー

バイクはかろうじて避けたが、真規も避けようとして尻餅を突いてしまった。


真規「て、テメェーあぶねーじゃねーかコノヤロォー

真規はまだびっくりしていた。

そして真規は立ち上がりバイクの人に文句を言いにいった。


バイクに乗っていたのはチーム5D's伝説の男『不動 遊星』だった。


遊星「すまない、居眠り運転をしていた・・・」

遊星は無表情に言って見せた。


真規「テメェー、何普通に言ってんだよコノヤロォー。俺心臓飛び出すと思ったわー

真規は遊星に怒鳴った。


遊星「また今度詫びをいれる・・・」

{ブロロロー

そう言い遊星は愛用のD・ホイールにエンジンをかけた。


真規「うぉーい何お前逃げる準備してんだよコノヤロォー

真規はそう言い遊星のD・ホイールを掴んだ。


真規「慰謝料はら・・・」

遊星「ら、ライディングデュエルアクセラレーション

{ブォーン

そう言い遊星はD・ホイールで走り出した。


真規「コラー逃げんなぁー。・・・つーか、いきなり発進すんなー。ぬわぁー

そして真規は先程のD・ホイールの波動で小崖から落ちていった。



そして真規の落ちる先には赤い制服??を着た少年がいた。

「今日も1日頑張ろうぜ相棒

その少年は誰かと喋っていた。


真規「ぬわぁー

真規はその少年に迫っていた。




その少年は真規の声に反応して上を見た。


「危ない

そう言い少年は装備していたデュエルディスクを起動させた。

そして1枚のカードをデュエルディスクに叩き付けた。


「こい『E・HEROネオス』

するとウルトラマンのようなE・HEROがソリットビジョンではなく実際に現れた。


「彼を助けるんだネオス

そして『ネオス』は落ちる真規を助けた。

そして『ネオス』は光となって消えた。


「サンキューな『ネオス』」

そう言い少年は真規に近付いた。


真規「何だテメェーは・・・

真規はめんどくさそうに少年を見詰めながら言った。


「アハハ(笑)。ったく、助けてやったんだから礼くれー言えよな

少年は苦笑いしながら真規に言った。


真規「誰も助けてなんて言ってねーよコノヤロォー・・・

真規は口を歪ませながら少年に言った。


「ハハハ(笑)。そうか。まあ、ここ座れよ」

そう言い少年はちょうど座れるような岩に真規を座らした。

そして少年はバックから何やら取り出した。

取り出したのはジュースだった。


「ほらよ」

そう言い少年は真規にジュースを投げた。

真規はそれをキャッチした。


真規「テメェー、ガキじゃねーんだしこんなもんで喜ぶとでも思ってんですかコノヤロォー・・・

そう言い真規はジュースを見た。

ジュースは苺牛乳だった。


真規「うぉーこれは苺牛乳じゃーねーかこれ飲みたかったんだよなー

そう言い真規は喜びながら少年から貰った苺牛乳を飲み始めた。


「(おもっきし喜んでるし・・・)ハハハ(笑)。それはよかったぜ」

そう言い少年も真規の横に座り自分の分の飲み物のアクエリアスを飲み始めた。


「あ、そうだ自己紹介がまだだったな。俺の名前は『遊城 十代』宜しくな

何と少年の正体はあのレッド寮の期待の星で伝説の男遊城 十代だった。


十代「お前はなんてんだ??」

十代は真規に名前を尋ねた。


真規「あぁ??、めんどくせーなチクショー・・・岡田真規だよ・・・

真規はめんどくさそうに十代に自己紹介をした。


十代「じ、自己紹介めんどくせーのかよ・・・

十代は苦笑いをした。


っとそこに十代の精霊で相棒のハネクリボーが出てきた。


ハネクリボー「クリクリ〜

ハネクリボーはニコニコしていた。


真規「クリクリ〜ってうっせーんですよコノヤロォー・・・

真規はハネクリボーを指差しながらめんどくさそうに言った。


十代「そう言うなよ俺の友達なんだからさ。・・・って真規ハネクリボーが見えんのかー

十代は真規にハネクリボーが見える事に驚いた。


真規「あぁ??。まあな、俺にもこんな妖怪がついてるからな・・・」

そう言い真規はデッキケースからカードを1枚取り出した。

それは阿児だった。


阿児「誰が妖怪だよ失礼ね

阿児は怒りながらカードから飛び出してきた。


十代「おぉー真規も精霊が見えるだなー

十代は喜びながら真規と阿児を見ていた。


阿児「へー、さっきからこの人(十代)不思議な力感じると思ったけどやっぱり精霊が見えたんだね〜」

阿児は十代の周りを飛びながら言った。


十代「おお、可愛らしい相棒じゃねーか

十代は阿児を掌に乗せながら言った。


阿児「本当十代。嬉しいよー

阿児はかなり喜んでいた。


真規「こんな妖怪可愛いくねーよバーロー、俺ハネクリボー見たいな可愛いのがよかったぜ・・・

そう言い真規は残念そうな顔をしていた。


阿児「コイツそんな可愛くないじゃん、モサモサしてるしさー・・・」

そう言い阿児はハネクリボーを蹴飛ばした。


ハネクリボー「クリクリクリー

ハネクリボーも怒って翼で阿児を叩いた。


真規「まるでハエ叩きですなぁ〜

真規は阿児が叩かれるなりハエ扱いをしていた。


阿児「ちょっと真規何がハエだよ。てか、モサモサ何すんのよ

ハネクリボー「クリクリクリー

阿児とハネクリボーの2人はケンカをしていた。



十代「やっぱお前デュエルするんだな??」

十代は興味津々に真規に聞いた。


真規「ああ、めんどくさいけどデュエルしますぜコノヤロォー・・・

真規はめんどくさそうに十代に答えた。


十代「アハハ、デュエルめんどくせーって滅茶苦茶だな・・・

十代は苦笑いを見せた。


真規「フン、デュエルやり過ぎるとキチガイまっしぐらだからな・・・

真規は口を歪ませながら言って見せた。


十代「アハハ、確かに俺の仲間にもデュエルのやり過ぎか知らねーが部屋に計算式書きまくる奴とかもいたからな・・・

十代はまた苦笑いをしながら言った。


真規「仲間・・・??」

真規はそこに疑問を持った。


十代「ああ、俺がまだデュエルアカデミアの生徒だった頃沢山の仲間がいたんだぜ

十代は笑いながら言った。


真規「あー、実技試験忘れてたー

真規は突然実技試験の事を思いだし焦りだした。


十代「なっ、お前今日デュエルアカデミアの試験なのか

十代もそれを聞き驚いていた。


真規「や、ヤベェー、成貴の野郎にパフェおごってもらえなくなる

真規はそう言い慌てて動きだした。


十代「真規

そう言い十代は真規に呼び掛けるなり真規に何かを投げつけた。


真規「

真規はそれをキャッチした。

十代が真規に投げ渡したのはアカデミアデュエルディスク(オシリスレッドバージョン)だった。


真規「おいおい、デュエルディスクなんて投げつけて・・・これはフリスビーじゃないんですぜコノヤロォー・・・

真規は然り気無く??十代に突っ込みを入れた。


十代「アハハ、違うよお前どうせデュエルディスク持ってきてないだろ??」


そう真規は昨日成貴とのデュエルで友達の貸してくれたデュエルディスクも成貴に返したし、やる気なしの真規が荷物になるデュエルディスクを持ってくるわけがなかった。


真規「ああ、邪魔になるから持ってきていませんよーだ・・・

真規は口を歪ませながら言って見せた。


十代「アハハ、やっぱりな俺からのプレゼントだ持っていけ

十代は真規にをしながら言って見せた。


真規「ハン、何で俺がお古の汚いデュエルディスクを使わなきゃいけねーんだよ・・・

真規はデュエルディスクを眺めながら文句を呟いていた。


十代「アハハ、お前ドSだな〜

十代は苦笑いしながら言った。


十代「ほら行け、前と一緒だったら今頃実技試験始まってるぞ」

そう言い十代は真規をすぐさま会場へ向かわせた。


真規「めんどくせーけど、パフェの為だからな・・・

そう言い真規は走りだした。


阿児「コラー待ちなさいよ真規

阿児はハネクリボーとケンカを止めて真規を追い掛けた。



ハネクリボー「クリクリー・・・

ハネクリボーは不安そうに真規の後ろ姿を見ていた。


十代「大丈夫だよ相棒真規達なら無事に試験を合格するさ

そう言い十代は真規の後ろ姿を見送った。
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