30秒待ってやる!!
□王道転校生きたり…。
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俺の名前は鈴木浩介。
なんとも普通な名前をお持ちだ。
普通なのは名前だけじゃない、
もちろん俺は、この学校の生徒会やら風紀委員やらの美形ではなく!!!
悔しいが、そこら辺に転がってそうな平凡な顔だ、まだまだそれだけじゃない、容姿も平凡ときたら成績もあまり良いわけでもなく悪いわけでもないし運動もまぁまぁだ。
結論として俺は何が言いたいかというと何に対しても普通だということだ。
だがしかし!俺の周りには比較的美形が多い、と言っても生徒会や風紀委員ほど超絶美人というわけでもないが、小規模な親衛隊が出来ているくらいだ。
そして、今日、いや今!また普通じゃない奴が来た。
今日来たというのは、季節外れの転校生らししく奴は俺の同室者としてやってきたということ。
何故だ!!?類は友を呼ぶんじゃなかったのか?
頼むから俺の平穏な日常を壊さないでくれ…
この希望がすぐに消えてしまうということを、まだこのときの浩介は分かっていない…。