Haven's door〜番外編1〜

□記憶(博正×優)
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たったそれくらいのご機嫌取りで優は満足したのか、俺の唇にそっと優の唇が触れる。
「先輩…。」
「優…。」
晴明の事が頭を過ぎり、しようという気になれない。
「先輩…?」
「…やっぱヤメ!」
「なんで!?」
ムッとする優の顔を覗き、俺は言い訳を述べた。
「警備員のおっさんに気ぃ削がれてしもた。なんか寒いし、帰るか。」
優の肩を抱き帰ろうとすると、不満気な優は俺の腕からスルリと抜けた。
「優?」
「ゔ〜…先ぱ〜い…。じゃあ、いいですね?…ボクがこんな姿で寮内歩いてる時に襲われたって…。」
元気な優が制服のズボンを押し上げて、窮屈そうにしている姿にドキリとする。
−仕方無い…。ヌクだけぬいてやるか。−
「優…お前って、エロいね…。」
耳元でそう囁いて優のスラックスのファスナーに手をかけ、ゆっくりと下ろし窓をくつろげると元気な優の一物はプルンと飛び出した。
「お前…ホントにエロいな。」
「そ、それは先輩が…あン!」
口に含んだだけでピクンと身体を震わせる。と、同時に口腔内で少し大きくなる。
その言葉で俺は昔を思い出していた。
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