BASARA
□佐助の1日
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――その日の夜
結局、独眼竜達は2、3日泊まっていくらしい。
まぁいつものことだけど。
「そっちの部屋、布団敷いたからね」
「いつも悪いな」
「いいよーこんくらい。コレも忍の仕事…ではないけど。じゃオヤスミ」
でも佐助、これから書類片付けなきゃなんだよね、たまには誰かに頼れば良いのに
いつも誰にも頼ろうとしないで、自分だけで片付けようとするんだもんな…
「ね、いつまでそこにいんの?」
「あ、バレてた?」
しゅたっと天井裏から降りる。
「俺様誰だと思ってんの」
佐助様ですね、流石。
「書類手伝うよ」
「ありがと」
でも私にこうやって頼ってくれるのは、やっぱり信頼してくれてるからかな?
そうやって考えると、嬉しくなるな
佐助の1日
(ホント、忙しいオカンだよね)
(ん?なんかいった?)
(ううん、たまには誰かに頼れば良いのにって)
→あとがき