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□アヤナミさんのご趣味
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「ハーイ、みんな集合だよー?」
「ヒュウガ少佐?集合って、会議の時間じゃないですよね?それにアヤナミ様もいないようだし。」
「ハルセー、抱っこ。」
「はい、クロユリ様。」
「そんな固いこと言うなよぉ、コ・ナ・ツ・ちゃん。」
「か、からかわないで下さいっ!」
「ところで集まって何をするんですか?」
「そう!それなんだ、カツラギさん。」
ニヤニヤ
「ヒュウガ少佐、気持ち悪いです。」
「コレだよ、コレ。」
スッ
「なっ!ヒュウガ少佐!」
バッ
「うわっ、離せよハルセっ!見えないじゃないかっ!」
「クロユリ様は見なくて結構です。……失礼ですが、私共はここで。」
「あ、ハイハーイ。」
「ハールーセー‼」
「…行っちゃいましたね。」
「君は大丈夫なの?コ・ナ・ツ。」
「だっ、大丈夫ですっ!」
「じゃあ、話を進めるね。ある時ボクはふと思ったんだ。アヤたんの照れた顔を見たことがないって‼」
「言われてみれば、笑った顔は見たことありますけど…。照れた顔は見たことないですね。」
「アヤナミ様はほとんど無表情ですからね。……まさか。」
「そう。その、ま・さ・か。」
「アーヤたんっ!」
「…どうした?ずいぶん機嫌がいいな。」
「あのね、テイト=クラインをいじめるのもいいけど、もっと楽しみなことがあるんだー。」
「……何だ?」
「じゃーん!アヤたんの照れた顔が見たくて、ちょっとエッチな本を用意しましたー!」
「……フッ。」
「どう?アヤたん。」
「カツラギさん。アヤナミ様、照れるどころか笑ってますよ。」
「行きましょう、コナツ君。ここにはいないほうがいいみたいです。」
「はぁ。」