頂物・捧物
□べてぃさんより
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「今日はお待ちかねの調理実習の日やで〜♪」
アンティノス学園の調理室にて、城島先生が生徒達にこう言っていた。
「僕が事前に渡したレシピを独自にアレンジしたもんを作って貰うからな〜。」
城島先生の調理実習の授業は事前にレシピを渡され、それをアレンジした料理にすると言う感じで行われる。
普通に作れば無難に食べられるモノが出来るのだが、このルールのおかげで、たまにとんでもない料理が出来て来ることもある。
城島先生は「それが面白いからやってんねん」と言うが、とんでもない料理を作った班は責任持ってそれを食べなくてはいけないわけで……、それが解っている生徒達も食べられないアレンジはしないようである。
だが、今回は体験入学した三人の内の一人が波乱を起こす事に……。
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