SHORT
□はくしゅ
2ページ/3ページ
『……銀ちゃ〜ん…。』
「んあァ?」
『今日はなんの日ですかぁー。』
「…なんだっけ??」
ジャンプを読みながら返事をする銀ちゃん。
『…銀ちゃんのばかぁ!!』
「ちょ、ゴメン!!!!」
ぎゅっ
銀ちゃんが私に抱きつく。
「気付いてるって!!…クリスマスだろ?」
『…もう一個は?』
「俺達が付き合い始めて、2年だろ?」
『…うんっ!!』
覚えていてくれたコトが嬉しくて、自然と顔が綻ぶ。
「んで…プレゼントなんだけど…。」
『?』
「…ドーゾ。」
銀ちゃんにずいっ、と出されたそれは、
『…コ、レ…。』
シンプルなシルバーの指輪。
「…ホントは宝石ついたキレーな指輪あげたかったんだけどよォ…。」
ぽろぽろ…。
「!?や、何で泣くの!?ゴメン!!コレでも必死こいて働いた金、全部はたいて…『…がと。』」
「へ?」
『ありがとぉ!!すんごく…嬉し…////』
ちゅっ
『!』
「銀さんのお嫁さんになってください!」
頬を赤くして、私をじっとみつめる、大好きな彼。
『…はいっ!!私でよければ!!』
めりくり!
(来年も再来年も…死ぬまで一生、一緒にいような。)
(うん!!銀ちゃん大好き!!)(やべ…///今晩我慢できないかも…。)
******
クリスマスから脱線してる…(汗)
.