壱
□十月三十一日
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「…へ?」
「“…へ?”じゃねーよ!
てめぇが菓子くれって言ったんだろっ…!!」
「…だって、サスケのことだから“は?なんだそれ?”とか言うと思ったんだってばよ…ι」
「…俺だってハロウィンぐらい、知ってる…」
「そっか!って…あれ?
サスケって甘いもんダメじゃなかったっけ?
なんで、板チョコが…」
「………」
「…まさか誰かに貰ったとか?
サスケの浮気もの…!」
「ち、違う!!
これは、さっき…買ったんだよ!」
「…え?
でも、なんで甘いもん嫌いなサスケが板チョコを買ったんだってばよ…?」
「………お前が今日来ると思ったから」
「……へ…?」
「…だから、今日ハロウィンだからナルトが来ると思って…買いに行って来たんだよっ…!!//」
「…サスケ…//
その…ありがとうだってばよ!」
「あぁ…//
…ナルト、」
「…ん?」
「…トリック オア トリート」
「はい…!?」
「菓子ねぇのか?」
「だって、サスケ甘いもん嫌いだろ?
ってかいきなりどうしたんだってばよ…?ι」
「…じゃあ、ナルトは悪戯決定だな♪」
「え…、えぇーーー!?ι」
「じゃあ、さっそくいただきます!」
サスケはナルトを姫抱きにして家に入っていった
次の日の任務でずっとナルトが腰を擦っていたのは言うまでもない
*END*
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