壱
□十月三十一日
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─コンコン
「…サスケぇ〜〜?
おーい!俺だってばよ!!」
何度かドアを叩き、呼びかけてみたものの中からは返事がない
「…まだ寝てんのか…?」
「誰が寝てるって?」
「そんなのサスケにきま…え?」
後ろを振り返るとそこにはサスケがいた
「ウスラトンカチ、俺がこんな時間まで寝てるわけねーだろ…」
「…そんなことないってばよ!
こないだなんか昼まで寝てたくせに…」
「…それは、まぁ…いい
で、朝からどうしたんだよ?」
「…あ!そうだ!!
サスケ、トリック オア トリート♪」
「…ん、」
そう言うとサスケはスッと板チョコを取り出し、ナルトに差し出した
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