壱
□偽トマト☆パワー
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サスケとナルトがお互いの気持ちを知り、関係が発展してからしばらく経ったある日の午後…
「おい!ナルト…お前、野菜も食え…!!」
「…ヤダってば……」
…野菜嫌いのナルトとサスケのいつもの光景
ただ、ちょっと違っていたのが…
「…じゃあ、せめてトマトだけでも……」
「絶対ヤダってばよっ…!」
「…トマトだぞ?ι
こないだ、これなら食べられそうかも…とか言って食ってたじゃねーか…ι」
「…と、とにかくトマトだけはぜってぇ食べねぇってばよ!!」
「はぁ!?」
「…だって、トマトってば……」
「…トマトがどうしたんだよ?」
「……サスケの思惑通りには行くかっ…!」
「…は?
ますます意味分かんねぇ……」
「…とにかくトマトだけは食べねぇって…」
顔を背けたナルトをじっと見ながらサスケは聞いた
「…理由は?」
「…っ!?……そんなもんねぇってば…」
「…怪しい」
「………ι」
「…ナルト、お前嘘付いてもすぐ分かんだよ……」
「…うっ……」
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