戯言






はらり、ひらりと花弁が散っていく



はらり、ひらりと命も散っていく



その、時の流れに逆らうように時計の針が回り始めたとき



永く、永遠の夢を見ていた僕はやっと気付き、呟く



『嗚呼、すべては戯言に塗りつぶされた偽善なんだ』



と・・・・・・





はらり、ひらりと花弁が散っていく



はらり、ひらりと命も散っていく



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