夢恋華散
□閑話
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セフィロスは離反し、ザックスとクラウドはマッドサイエンスのモルモットになりかけて神羅を離反。
私は足下に転がる怪物をつついた。
「未だ生きてるでしょ?」
動かないけどそれは応えようとした。
「始まったよ。私の見たかった物語が。セフィロスが離反して、キミ等が滅んだ」
じっと見つめる。
フヒトも嫌いじゃない。寧ろ好きだ。
だけど私はけして物語には介入しないから、彼等の運命を変えたりしない。
「ゆっくり休んでよ」
そう言って彼が冷たくなるまで私は彼を撫でた。