詩2

□40
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誰からともなく帰路に立つ
なんだか僕達だけの小さな永遠が終わってしまうようで
無性に寂しくなる
弊害は親と常識だけだ
君はそう言った
僕達には
親を黙らせる力や
常識を覆せる権力はなくて
それでも
消えない永遠がある
消せない絆がある
それだけでも嬉しくなって
「また今度」を口に出せる
また今度がいつかはまだわからないけれど
また会える事は確実で
だから何度でも言えるよ
「また今度」

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