企画小説
□資金集めは計画的に
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「えぇぇえええ!!!!お金が足りないの!」
「そうなのよねぇ。・・・困ったわぁ。これじゃ、葵屋が立て直せないじゃない」
周りの人は好意で直すと言っているが、世の中そんなに甘くはなくのだ。
ほぼ、倒壊なので建て直しに費用もそれなりにいる。
「どうすんのさ!?葵屋復興記念でパーッとしようとビラだって巻いたのに!!!」
「目ども立ってないのに・・・」
「どうすんの!!!」
「なんとかするしかないじゃない。」
一人で突っ走っている操を宥めるのに、葵屋の従業員たちは大変だった。
今回ので貯金金もなくなっている。
前途多難だ。
「どうすんのさぁ」
「まぁまぁ、操ちゃん。」
「薫さん、いい手ないの?」
「うーん・・・私に言われてもねぇ。そうだ、剣心の師匠さんに頼んだら?」
「比古様に!!!それなら「あー、無理無理。貸してくれないって」
それに私、アイツ嫌いだしと操。
確かにあの性格だもんねと納得する一同。
「・・・ちいとばかし、覚悟と度胸がいるがいい働き手を知っておるぞ。」
「翁!!!早く言ってよ!!!で、何処それ!?」
「ふむ。これには薫さんの協力がいるんじゃがなぁぁぁ。」
「私?」
こうして薫が資金作りの為に働くことに成ったのだ。
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