企画小説

□その殺意は愛情か憎悪か
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痛いとか嫌だとか怖いとか

もう、何もわからなくなってきて、今目の前にいる彼さえも誰かわからなくて。


「うっ………あ」

「どうしタ?」


ギチギチ

先程、無理矢理入れられた無反応だった縁のアレが大きくなるにつれて入口が広がっていく。


「まだ血も出てないンだ。平気だロ?」

「ひぃっ………くあぁ」

「聞いているンだ。答えろヨ。」

「い………いたい。いたいいたい」


一回出ると止まらない。

痛い。

自由の効かない両手両足で私は叫んだ。











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