2007年3月、当時中1だった彼女は、新田小学校の児童らと共に市長室にやってきました。
「学校給食にコウノトリ育むお米を使ってください」
豊岡の学校給食はコウノトリのお米
 
 コウノトリ育むお米の作付けを増コウノトリ育むお米の作付けを増やすには、消費を拡大させることです。「だったら給食で私たちが食べす!」子どもたちが市長に直談判し、2007(平成19)年10月から2カ月に3回、学校給食での使用が始まりました。

 2011(平成23)年から週2回、2015(平成27)年から週3回、2017(平成29)年から週5回と提供回数が増加し、域内消費の拡大につながっています。 
域内消費の拡大

 広報とよおか第95号(平成21年3月25日号)より
学校給食、全部ご飯に
徒然日記(18ベージ〜19ページ)
 
  「コンビニ(編集者コメント:推定、ミニストップの木内店と思われる)のおにぎりに、コウノトリ育むお米を使ってほしい」

 店長は自分には販売している製品の原材料を決める権限がないこと、コンビニでは難しくても別のところでコウノトリ育むお米を使うようになれば、生産が増えていくだろう、と経済の仕組みを教えてくれた。

 お米をたくさん買っている、身近なところに想像をめぐらせ、子ども達が行きついたのが学校給食だったのである。学校給食の材料調達は市役所に権限があるから、市長のもとを訪れたのだ。
 学校給食について要望する小学生
 
 神戸新聞07年10月5日付ほか、豊岡市HP等によると、兵庫県豊岡市は、市内40の市立小中学校で学校給食に、 「コウノトリを育む農法」米を使用する。2002年より「アイガモ米」を学校給食に導入してきたが、コウノトリの野生復帰にともない、 無農薬、減農薬でコウノトリのエサとなる生物を増やす「コウノトリを育む農法」による米の生産が拡大したことから、 学校給食で使用されることとなった。月1〜2回程度、同農法の米が学校給食に登場する。環境学習との連携も期待されている。
 学校給食

以下は豊岡市より

初めまして。豊岡市農林水産課の山本と申します。
豊岡市以外で学校給食にコウノトリ米を使用している市町村ですが、朝来市で今年から月1回程度使用されていると、JAたじまから聞いています。
消費が生産を支えますので、担当としましては、このような取り組みが広がることを願っています。
どうぞよろしくお願いします。

以下は朝来市より

お問い合せをいただきありがとうございます。
下記のとおり回答させていただきます。

朝来市(学校給食センター)では、地産地消の推進を目的に令和2年度から月に1日(基本的に米飯給食は火曜日から金曜日)、「コウノトリ米」を使用しており、来年度以降も使用していく予定としています。
また、米は学期ごとの見積入札としており、これまでは「JAたじま」から納入しています。


 
 
 

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