short story

□報告
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『そう言う事にしといてあげる♪』

『もぅ…///』

みちると話すこういう他愛ない会話。
とても楽しい。
癒されるっていうのかしら…?



─────報告



掛かってきた一本の電話。
幸せそうに語るみちる。

『え!?天王はるかと!?』

『そうなの///エルザにはちゃんと報告しておこうと思って…。』

電話の向こうで照れ臭そうに笑うみちる。
本当,嬉しそうね。
出会いは最悪だったし…最初はどうなる事かと思ってたけど。いらない心配だったみたいね♪

『ずっと好きだったんでしょ?よかったじゃない!おめでとう。』

『…///あのっ…エルザ…。』

『ん?なぁに?みちる?』

『…いろいろ…ありがとう…。』

あ〜可愛いったらありゃしない。
こんな可愛い可愛いみちるがあの狼に拐われると思ったら,いくら心の広いアタシでも妬けてくるわね。

『なぁに言ってんのよ!!アタシ達親友でしょ?』

親友…。今までアタシとみちるを繋いでくれた大切なコトバ。これからもアタシ達を繋いでいてくれるかしら…?

『親友…ふふ…ありがとう。エルザ。嬉しい。』

『そうそう!何かあったらちゃんと言いなよ?みちるは一人で抱え込むから心配。』

『…///子供じゃないんだから大丈夫よッ!』

『そう言う事にしといてあげる♪』

『もぅ…///』

みちると話すこういう他愛ない会話。
とても楽しい。
癒されるっていうのかしら…?
天王はるかもきっとこう言う所に惹かれたんでしょうね。

『じゃ,みちる,たくさん話したい気持ちは山々なんだけど…アタシ明日も朝練だから…。ごめんね?』

『ううん。遅くまでごめんなさいね?私の事は心配しないで?』

『ま!みちるの為なら飛んでいくからさ!むしろ待ってるからvいつでも電話しといで?』

『ありがとう///じゃおやすみなさい。』

『ん。おやすみ。』

そう言って電話を切った。

みちる…幸せそうだったわね…。
天王はるか…ね。
アタシのみちる泣かせたらどうしてくれようかしら。考えとかなきゃ。

それにしても今のアタシの立ち位置面白く無いわね…。今度邪魔してやろうかしら?
覚悟して待ってなさい?天王はるか!

そんな事を思いつつ,スケジュール帳を取り出したエルザであった。



END
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