Viva!ペンギン同盟

□ペンギンの為に
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「どうしたんだよ…。」

帝国学園の部室。
静まりかえった中に立っているのはオレ、鬼道有人と源田、佐久間だった。

「なんで何も言わないんだよ!分からないじゃないか!!」

怒鳴っているのは、紛れも無く佐久間だった。
それを、オレ達はただ見ている事しかできなくて。

「オレに言えない事かよ…「お前だけは」って信じてたのに…!」

「佐久間…もう止せ。」

源田が佐久間の肩に手を乗せると、彼はすぐにそれを弾いた。
「外野は引っ込んでろよ!これは…オレとコイツの問題だ。」

佐久間が腹を立てている理由は、今日の戦国伊賀島との練習試合にあった。
彼が、シュートを決めようと体制を取った時。

…倒れたんだ。
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