BL小説

□沢田綱吉の憂鬱(1)
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本やゲームが散らかった部屋の中。
ベットの上で規則正しい寝息をたてながら寝ている少年。
沢田綱吉(サワダ ツナヨシ)。
その近くではなちょうちんをだしながら気持ち良さそうに眠る赤ん坊。
リボーン。
まだ、時刻は4時。
寝ているのが当たり前。


当たり前の筈なんだけど・・・・



コンコン



「つっなよっしく〜んあっそびっましょ〜」


窓からパイナップルみたいな影。


「入っちゃいますよ〜」



鍵が閉められてる筈なのに何故か意図も簡単に開けられた。



「お邪魔しまーす」



部屋の中に入ると真っ先にツナの所に歩み寄る。



「クフフ、可愛らしい寝顔ですね」


「ん〜・・・・」


「クフフフ」



骸はツナの頬に手を添え自分の唇を近づけていく。



残り2p・・・・・・・・・




「待ちなよ、パイナップル」


「!!」



聞きなれたこの声。


振り返って見るとそこには雲雀の姿が。



「何してるんですか?不法侵入ですよ?」


「君だってそうでしょ?」


「私は挨拶してちゃんと入ってきました」



険悪な空気が漂う中。



「ふぁ〜あ、うるさいなぁ〜」


「「!!」」



ツナは重たい目をこちらに向け一言。




「何やってるんですか?」



 
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