小説

□little candy magic☆
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ふう。
…いつも通りに文芸部(現SOS団占拠中の)部室。今日は国木田にもらったノート(ちなみに現国)のコピーを写していたがために、普段より遅い帰宅準備をしていた。

カチャカチャ──夕暮れのしんとした部室に一人、聞こえるのは俺の動作音だけだ。
部室に入ってくると帰りまで長門が必ず居るので滅多にこんな状況はない。

帰ろうとバッグを持ち、部室のドアを開けようとした瞬間──
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