09/26の日記

14:42
浮気な芭唐と傷心な録。
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じつは最近、芭録に再萌えしちゃってます☆
…ってなわけでリハビリかねて、芭録で小話。

一度やってみたかったんですよねー。芭唐が好きで好きで仕方ない、芭←録っての☆(うちの芭録は、芭唐が録のことを追ってばかりいるからね。笑)





【…追い掛けてこいっての!】


ミヤが浮気している証拠を見つけた。

それは、ずらりと女の名前だらけが書かれている手帳。(…しかも名前の横には、ご丁寧にΑとかΕなどのランクまで付けられている。)もしやと思い注意ぶかく見てみると、部屋の隅っこには女から送られたと思われるプレゼントの箱が。封も切られずにゴミ箱に捨ててあった手紙には、二人の過ごした夜は素敵だったという内容が、吐き気がこみあげそうなほど詳細に書かれていた。

『…‥これ、どういうこと気!?』

怒りのままに声を低くして尋ねる。言い逃れできない証拠(手紙と手帳)をつき付けられてしまいミヤはしまった、という顔をして沈黙した。


(…さぁ、どう言い訳する気?それとも土下座でもするか?でもそんなんじゃ、絶対ゆるさな気だ!!)


怒ってヘソをまげて『もうミヤなんか信じられない』って言って、別れをつき付けてやる!なんど謝っても許さないで、ミヤを盛大に困らせてやる気。オレに泣いて土下座して『もう浮気しません、録センパイだけです』って約束するまで、絶対に許してなんかやらな気!!!

怒りが治まらずにどうやって浮気した事を後悔させてやろうかと考えていたら、やっと沈黙をやぶったミヤが信じられない言葉を口にした。


『…女とはどうせ遊びですから、そんな泣きそうな顔しないで下さいや。』


苦笑いしながら言われて、頭がまっ白になった。遊びだから、その言葉がオレの胸奥にとふかく突き刺さってくる。『別れる』それだけ言って、オレはミヤの部屋を飛び出した。


外はまるでオレの心を映したかのような、どしゃぶりだった。傘はないので落ちてくる水滴たちにただ身を濡らされていく。


(…ばか、バカ、ミヤの馬鹿!なにが遊びだよ。
…今度という今度は、もう本気で呆れた気だよ。)


ミヤの浮気者、女ったらし、最低男、

『オレには、録せんぱいだけですよ。』


…大うそつき!


これでもオレさ、ずっと我慢してた気だよ。ベッドの下に隠してあったヤバいビデオも、ミヤがいつも自分から女の子たちに話しかけたりしてるのも。いちいち怒ってもしかたないと思ったし、ミヤが束縛とかキライなのも知ってたから。

…だけどミヤ、オレのこと分かってなさすぎ気!


ねぇミヤ。ミヤが思ってるよりもずっと、オレはミヤの事を好きになってる気なんだよ?ビデオでも本でも、本当は女の子なんてみないで欲しいって思ってる気。女の子に声かけてるミヤをみれば嫉妬したり、オレ以外に手を出されたらどうしよう、オレに飽きちゃったらどうしよう、っていつも不安になってる気だよ。

…ミヤの大馬鹿やろう!
強がってたけどオレ、
ずっと苦しかった気だよ‥…。


『遊びですから』

遊びでさえ、許せない気。

『そんな泣きそうな顔しないで下さいや』

自分でも気付かなかった気だよ、そんな顔してたなんて。

(…‥怒った顔、してたつもりだったのに…。)


足を止めてうしろを振りかえってみたけど、ミヤの姿はどこにも見当たらない。こんな状況になってもミヤが追ってきてくれるのを期待していた自分が、とても惨めに思えた。


『許す機会も、くれない気…?』


鳴らない携帯をきつく握り締めて、とどかない想いを呟く。

雨はまだ、やまない。



― ― ― ― ― ―



あれれ、これってば不完全燃焼…??汗。
いつもながらに意味わからない話ですが、とにかく惚れてる方の負けなんだよね、っていうお話(笑)
だって何だかんだ言いつつも、録は本気で芭唐とわかれる気ないですから。

はやく芭唐が傘もって追い掛けてきてくれればいいね、と。今の録の雨を止ませられるのは芭唐だけだからね(笑)

ちなみに芭唐の浮気相手は、お金持ちの年上美人さん希望!(こづかい稼ぎ。)ΑとかΕのランクづけは、単にその女性の胸のおおきさを書いてただけ…とかだとウケるかも。(芭唐のことだしそれはないと思うけど)

あと、録の携帯は完全防水されてます(笑)
 
 
 

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