09/18の日記
03:20
屑牛・ウエディング
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もしも屑さんと牛さんが式を挙げたら、どうなるのかを考えた妄想。
やっぱ、お金をかけまくりの5億円結婚式かな(笑)
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『ここで、新郎新婦のお色直しです…。』
「ほら、無涯。お色直しだよ!席を立って」
「…御門、ひとつ聞くが、これで何回目だ?オレ達のお色直しは…。」
「…え?3回目だよ?
それがどうかしたのかい??」
「なぜそんなに服を着替える必要がある…。」
「何故って…一生に一度の晴舞台だからだろう?牛尾家では代々、結婚式のお色直しは15回って決まってるんだよ。だから早く立って。まだあと12回も残ってるんだから!」
「・・・屑桐家では、結婚衣裳なんぞ一回着れば十分だ・・・。(むしろそれでさえ贅沢なんだぞ)」
「…君の意見を聞きたいのはやまやまだけど、そんな事したら君、母上とニルギリに一生睨まれるよ??」
「…‥はっ!(すでにその二人から殺気が煤j」
「…それにね、君にもっと見てもらいたいんだよ。僕の一生で一番、綺麗になっている姿を…。」
「・・・!」
照れ臭そうに笑いながら「さ、行こう。」…と扉の方に向かってオレの腕をひく御門にゆっくりと歩調をあわせつつ、オレは心の中でそっと呟く。
『オレの目に映るオマエは、いつだって最高に綺麗だ。』と――…。
…みたいな?
(いちゃラブ万歳!)
それとも、ベタネタで
略奪愛とか??
「…汝、ここに永遠の愛を誓いますか?」
「…‥はい、誓いま…」
バターーン!
『その結婚、待ってもらおう!!』
「…‥!?なっ、無涯!?何しに来たのさ!!?」
「…キサマを、奪いに来た。」
「!」
「オマエは、オレのものだ。…それ以外の誰にも、渡す気はない。」
「…い‥っ、今更現れておいて、勝手なことばかり言わないでよ!!
第一、先に手を離したのは君のほうじゃないか!
あの日、突然…
『やはりキサマとオレとは根本的に合わんようだ。
帰れ…もう2度とオレに構うな』
…‥なんて言いだして、君が一方的に僕のことを振ったんじゃないか!!」
「…‥仕方がないだろう!料理中にキャベツの芯を使わずにそのまま捨てる奴なんて、オレは初めて見たんだ!!!
大体なんだ!?キサマがオレに作った、あの料理は!ふかひれを煮込んだスープに、高級アワビを使ったサラダやらと!!おまけに、伊勢海老で作った炒飯だと!!?金持ち嗜好もいい加減にしろ!キサマの料理のせいで、あれからオレは金持ち不信だ!別れを持ち出したのも、キサマのその浪費癖による将来を思案しての事だったんだ!!!!
よく聞け!(この金持ち野郎!!)そもそもキサマの作る料理は、一品一品に対するコストが高すぎる!あんな材料を買うぐらいなら、スーパーで安売りになっている品を買い、残りは貯金しろ!!野菜の皮だって簡単に捨てるな!やり方次第で、おかずが一品増えるんだ!!!!(貧乏なめんな!)」
「…そうだったのか。僕はあの時、ただ君に美味しい中華を食べてもらえたら、って…‥。
キャベツの芯…あの時はまだ、その行為のもったいなさに気付けなかったんだ。……‥謝るよ。(ごめん、貧乏なめてた)」
「…‥フ‥、ハハハ!
フハハハハハッ!!!!」
「な…、何がおかしいんだよ…‥。(とうとうイカレたの??)」
「真顔であまりにも申し訳なさそうに謝っているのでな…。(やはりキサマは…オレの花嫁にふさわしい。迎えに来てよかった)
フッ…、安心しろ。
このオレのもっている節約術をすべて、オマエに教えてやる。」
「屑桐…!」
「…だから、その結婚を中止して、この婚姻届に判を押せ。(渾身の力をこめた、最後の一球!)」
「…っ!(押せ、って…。この人、ついにオレ様的な命令口調でキター!!!)」
御門の答えはYESか、それともNOか!?
答えがNOなら、このまま式を続行!!(さようなら、貧乏よ。キャベツの芯なんて、クソ喰らえ!!!)
YESなら婚姻届けを紙飛行機に折って、二人初めての共同作業で役所に提出!!(こんにちわ、貧乏。私が妻よ!!!)
さぁ、どっち…!?
「…‥紙、飛行機…。
すごく久しぶりだけど‥僕、上手く折れるかな…‥?(目を潤ませて無涯をみつめる。返事は、YES。)」
「…‥貸せ、見ちゃおれん…(さり気なく御門の手を握りながら、二人で一緒にひとつの紙飛行機を折る)」
こうして略奪愛は成功(笑)めでたし、めでたし☆
― ― ― ― ― ―
結局、御門の結婚相手は誰だったのか。オチはつくらなくてもいいのか。そもそも私は結局、なにが書きたかったのか。今となっては、すべてが謎です。(もう眠気にやられちゃってるんです…汗)ただ一つ分かっているのは、今わたしは屑牛の結婚式に萌えている!…という事だけです☆☆
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