09/16の日記

03:11
突発文・屑牛
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なんとなく、屑牛。
(またの名を意味不明な突発文。)



『最終警告』


全部、忘れて夢の中?
冗談じゃない。
夢の中でだって、君は僕のことを逃がしてはくれないよ。
もう十分だろう。
だからその手を離して?
はやく、僕を解放してよ。


そうじゃなきゃ、そのうちに僕のほうが君の手を離せなくなる。

それが夢でも、現実でも…。



* ・ * ・ *



『夢で逢えたら…』


夢のなかでさえ、好きだと言えなかった。
手を、伸ばせなかった。

己がこんなに臆病だとは思わなかった。


「屑桐くん」


起きてから気付いた事だが…オマエは夢のなかでも、笑っているんだな。
なんて呑気なヤツだ。
オレの気持ちも知らずに、その顔で、その声で、オレを惑わせる。

そんなオマエの笑顔を壊すのが嫌で、夢の中だというのにオレは何も伝えることが出来なかった。


だが、もう一度オマエと夢で逢えたなら。
そのときこそは伝えよう。決して越えることの出来ない、境界線。


夢の中でぐらい、オマエを困らせたって構わないだろう?
 
 

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