09/09の日記
01:19
屑牛風・実録4
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屑(月駛)&牛(友達)
『属性問題』
久しぶりに会った友達
との会話より。
「…‥あッ!屑桐くーん!」
「すまん、待ったか?」
「ううん、僕も今きたとこ。…それよりも‥なんかさ、久しぶり。…だね。」
オレよりも先に待ち合わせの場所に着いていた牛尾。奴はオレを見つけると嬉しそうに微笑んで、久しぶりに会えた事に少し照れた様に、はにかんだ。
「…あぁ、そうだな。(…相変わらず、可愛いな。コイツ‥。」
「…さて、どこに行こうか。…あれ?もしかして、そのバッグ‥新しい??」
牛尾の目線が、オレの持っているバッグに注がれる。
「…‥?あぁ、これか。セールで安かったんでな。前のが古かったんで変えたんだが‥似合わんか?」
「…ううん!そんな事ないよ!とっても似合っているよ、屑桐君。」
牛尾に「似合ってる」と
言われながらニコリと微笑まれ、まんざらでもなくて。
オレはつい、顔をほころばせた。
「爪のマニキュアも綺麗だし、その服もバッグに合ってるし…今日の屑桐君て、すごくカワイー‥(はッ!)」
「…‥?」
牛尾は突然、なにかに気付いたかの様に口を閉ざした。何事かと思い、オレが声をかけようとすると‥
「…今日の屑桐君は、すごく格好良い、よ!」
―――と、慌てて訂正した。
「…‥??オマエ今なんか、言葉を言い直さなかったか‥?」
「そ、そんな事ないよ!
ただ屑桐君は『可愛い』よりも『格好良い』の方が合ってるなって…。」
…‥格好良い??
おいおい、ちょっと待て。自分で言うのもなんだが、オレは今日、かなり女らしい格好をしている気がするんだが。
しかも、どう考えても『格好良い』という感じではないし…。
…も、もしかして単に、
「女に見えない」ってだけなのでは…‥!?煤i汗)
オレが一人でそんな事を
思い悩んでいると、
それに気付いた牛尾があっさりとこう言った。
「屑桐君は僕にとって、
『王子様』属性だから。
強くて、優しくて、たくましくて。だから『可愛い』より、『格好良い』なんだよ…☆」
「・・・は、はぁ・・」
「まぁ‥王子様って言っても、屑桐君ってすぐ尻に敷かれそうなタイプで、あまり『王子』とは言えないかもしれないんだけど…。
でも僕、屑桐君のそんな所も大好き!」
「・・そ、それはどうも・・・?(汗)」
…それはつまり、王子様というにはヘタレてるが、
『そんなヘタレた所も大好きよ…♪』
と、そういう事なんだろうか??
(…ヘタレ好き?…もしかして、マニア??てか、
オレって尻に敷かれるタイプ?なのかよ…??汗。)
「………‥。」
牛尾のズレまくった発言に、なんとなく複雑な面持ちになってしまうオレ。
(これって、一体どう捕らえるべきなんだ…汗。)
「…‥あ!屑桐君、アイス売ってる!ね、食べよう?」
一方、牛尾の方はそんな
オレの様子に全く気付く事なく、いそいそと嬉しそうにオレの腕を引っ張っている。
「…‥どうでもいいか‥。」
…‥そうだ。オレが女らしかろうが、そうじゃなかろうが、そんな事はもう、
どうでも良い。
――だってコイツが、こんなに楽しそうに笑っているのだから。
隣でその笑顔を見れるだけで全部帳消し、だ。
「…しかし‥オレは、本当に大変な奴に掴まったな‥。(ボソッ)」
「え?何か言った??」
「(…ゲッ、地獄耳煤j
いや‥なにも言ってない…。汗」
「…???」
おわり…★
ツッコミたい部分ありすぎな友人の発言…。
てか属性ってなんですか、マジでわかりません。
つかなんで屑牛風に書くと、こんなにラブチックになるのかしら…?笑
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