#3

□遠くに浮かぶ光を眺め、涙は雨に溶けて
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思っているよりずっと
心が沈んでいく
深海の深淵を思わせる
底を疑いたくなるほどの
深い闇へ

遠くに浮かぶ街の光
人形みたいに眺めてる
心は酷く虚ろで
傘を叩く雨音が
遥か遠くで聞こえている

ひとりだと寒い


待ってるって
何で言えないんだろう
変わったつもりでいたけど
やっぱり何も変わってない
心が何処にあるのか分からない

逃げて、泣いて
きっといつか
弱った小鳥のように
凍えて心が死ぬんだろう

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