□☆『いめーじ』
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 ナチュラルとコーディネイターでボコりあったC.E.XX(←柳が思い出せないだけです/ぇ)。

 戦後,Z.A.F.T.のエースパイロットといわれたシン・アスカは。

 何故かアークエンジェルにいた(笑)。





★★いめーじ★★






「いーから!25日は空けとけよ!約束破ったらシメるからな!」

 ぎゃいぎゃいと我が儘丸出しの要求を突きつけるのは,黒髪紅眼シン・アスカ。

 一方,突きつけられた方は訳も分からず?マークを飛ばす茶髪紫眼キラ・ヤマト。

「待って……待って,シン。約束も何も,僕には一体何の話だか……」

 相手を落ち着かせようと,どう,どうと手で制そうとするも,それが余計目の前の少年を苛立たせることになると,彼は知らない。

「俺に質問できる立場かよ!アンタは大人しく俺の言うコト聞いてればいーんだ!!」

 どうやったらここまで偉そうな態度を取れるのだろう。シン・アスカ,根っからの無礼者――もとい恐い者知らずである(あんま変わんない)。

「おいシン,あまりキラを困らせるな。そもそも部外者なお前はもっとしおらしくするべきなんじゃないのか?」

 横から唐突にかけられた説教に,シンはあからさまに顔をしかめる。一方のキラは,のほほんとソレ(シン談)に挨拶をした。

「あ,アスランおはよ〜」

「お早うキラv vこんなヤツと一緒にいたら可愛げのなさがうつるよ。あとシスコンも」

「何だとコラヅラ!!」

ヅラじゃない!!ザラだ!!」

「うわ,何そのヒネリも何もないツッコみ。反応に困るんでやめてもらえませんか」

「そうかなぁ……シンは可愛いと思うけど」

塙ラ!?(てか,遅!!)

「ほ〜らキラさんもこう言ってんだからさっさと引っ込めよヅラ

 (元)後輩にヅラ呼ばわりされ,幼馴染にもないがしろにされる(被害妄想)悲劇の男。藍髪翠眼,アスラン・ザラ。

 折角登場したのに,シンに上段回し蹴り喰らってあえなく退場である(笑)。

「あれ?アスランは?」

「何か急用を思い付いたそうです」

「ふーん」

 ↑信じるのかよ。

「じゃ,そーいうコトで。25日,絶対空けといてよ」

 じゃ!という声に合わせ右手をビッ!!と立て,用は済んだとばかりに立ち去ろうとするシン。その背中に,慌ててキラが縋り付く。

「あっ……待ってってば!ねぇ,本当に何なの?第1僕,その日はミリィと約束が……」

 ピタリ,とシンの動きが止まった。それに気付き,話してくれる気になったのか……とほっとするキラに,然し向けられたシンの瞳は鋭いもので。



 知らず知らずに,地雷を踏んでしまったらしい。





(続く。)
どうせクリスマスに書き始めたら年内に終わらないだろう,と自分のローペースに見切りをつけて書き始めたのは11月。でも何だかんだでもう12月。やっぱ間に合わないかも(ぇ)。
どうにかならんかね,亀さんペース。

一応,クリスマス小説なつもり。絵で時事ネタするのは好きだけど,文で表現するのはどうも苦手という意味不明な柳です。

取り敢えず,生意気なシンとそれに振り回されるキラを書きたかったんですよ。
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