猫杉連載

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「銀時ー起きてー!」




只今朝の7時
前に出来心で買ってきたフリフリのピンクのエプロンを身に付けて晋助は布団の上にダイブしてきた



「ぐぇっ!………まだ7時でしょ、あと1時間……「だめっ!!」…………はいはい起きますよ」



最近なんだか奥さんみたいになってきた晋助


エプロンも最初は嫌々言っていたのに俺が可愛い可愛い言ってたらいつの間にか毎日着るようになってた




晋助は毎朝朝食の準備をして俺を起こしに来る
料理はまだ教えてないから作れないけど



「今日は目玉焼きがいいっ」

「わかったわかった…起きるからどいてくれる……?」

いくら起きようにも上に乗ってたら起きれない




「…………」

「ん?どした」


何やらさっきから俺の方を凝視して動かない晋助



「なんでそこそんなんなってるの?」


晋助が不思議そうに指差した方を見ると
そこには




朝勃ちしてる俺の息子




「あ〜これは…ですねぇ……」


「なにか入ってるの?」


そう言って俺の股間に手を押し当ててきた

「ちょっ……!!!!」


「なんか硬いの入ってる」





入ってるんじゃなくて付いてるんだよ!!


「ちょっやめなさいってマジで!!!」




「銀時病気……?」


「病気じゃないよこれは……大丈夫だって!」


心配してくれるのは嬉しいけどそんなにまじまじと見られると恥ずかしい!



「ほら朝飯食うよ!」



「んー……」



そんなに気になるのか!!






********









昨日はえらい目にあった……

あの後俺の股間ばっかり目で追ってくる晋助をなんとかやめさせて
あれは男ならいつしかなるものなのだとそう言って納得させた




今日もそろそろ晋助が起こしに来る時間……



「銀時ぃ………」


ほら来た。でもなんだか元気がない


「俺も昨日の銀時みたいになってる……」


「え…」



「ほら」



いや見せなくていいから


「これ…どうしたらいいの…?」



俺もこの状況どうしたらいいのかわかんねーよ

全部話してしまうべきなのか


「まぁほっときゃ治るよ……」



「んー…なんかムズムズするー」


「触っちゃダメ!そっとしとくの!」


「うー………」






本当に我慢してるのはお前じゃなくて俺なんだよ!






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