禁断短編小説

□時には邪魔が入ってもいいかもね。
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だだでさえなかなか素直になれない、可愛くない俺なのに。俺はどうしたらいい?



本当は話したいことが沢山あるんだ。嬉しいことも、悲しいことも、どんな小さな発見でも、本当はヒョンに1番に伝えたいんだ。



なのに気づいたらいつも通り過ぎてく言葉たち。だからと言って自らヒョンの体温を感じに行けるほどの勇気がない。






ドンヘみたいになれたら。



ドンヘみたいに愛嬌がふりまけて、無邪気に甘えられたら。あいつ自身、無意識なんだろうけど、ハンギョンヒョンにやたらと引っ付くドンヘに苛つくような、妬けるような、羨ましく感じるような不思議な感情を俺は今日も持て余していた。
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