禁断短編小説

□ひまわり
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『……ドンヘってひまわりみたいだな。』






キスの後、暫く見つめられたかと思うと、シウォンがそんな事を呟いた。





『……………は?何いきなり。』





『いや、なんかパーッと明るいとことか、真っ直ぐ咲いてるとことか。』





納得した様子でニコッとわらって俺の頭を撫でるシウォン。





『訳分かんないし。』











くだらないこんなやりとりが凄く昔のことみたいに思える。





もっと俺が素直だったら、大人だったら、今もお前に触れていられたのかな…………
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