禁断短編小説

□もう1回、もう1回。
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お前がいないだけで、急に静かになる俺の周り。





お前がいないだけで、単調に過ぎていく白紙のノートような日々。






『好きだから沢山買い込んじゃった(笑)置くスペースないからヒョンの部屋に置かせてよ^^』俺の返事も待たずに置いていった、お菓子の賞味期限がお前がいない間に、次々ときれていく。







………それでも俺じゃそれを捨てられないんだ。捨てたらお前がここに帰ってくることはなくなるみたいで。







中国での活動が軌道にのっているのか、なかなか韓国に帰ってこないし、最近は電話も減った。






お前がいないこの空間にどれぐらいの値打ちがあるんだろう。全てが無意味に思えるんだ。







こんな弱気な自分は久しぶりで。









もしかしたら、ちょっと疲れてんのかもしれない。
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