禁断短編小説

□素直じゃない俺の君へのアプローチ法。
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『えと……ヒチョルヒョン??』






腕の中のドンヘの声で、急に我に返った俺は『違っ……これはだな、その……体が冷えただろうと思って……』と、しどろもどろに言った。





『ふふっ……ヒョン、ありがと温かい……』





ドンヘは微笑んで、俺の背中に腕を回した。2つの心臓が重なって、なんだか妙にこそばゆい。それはドンヘも同じだったようで。





『えっと……そろそろ離れるか………///』


『うっ……うん、そうだよね///』





俺は名残惜しい気分にさいなまれながらも、ドンヘを解放した。気のせいかドンヘの腕もゆっくり俺の背中から離れていく。





『でもさ〜お前こんなシュークリーム買ってどうするんだ




ふと視線を戻すと、相も変わらず机の上にはシュークリームが10数個転がっている。




『あっ……流石にこんなに食べれないよね1,2,3,4,………12個あるみたいだから、みんなで分けようか









そんな勿体無いことできるかよ。。。
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