禁断短編小説

□素直じゃない俺の君へのアプローチ法。
2ページ/6ページ


『あ〜ぁ、イトゥクヒョンどうすんのさヒチョルヒョン相当キレてよ(ウニョク)』




『ヒチョルも小さいよな〜シュークリーム1個で何もあんなにキレることないだろうにさ〜(イトゥク)』




『いや俺だったら相当キレるね多分3日は話さないかもしれない。(シンドン)』




(一同爆笑)




うるせぇっどうせ俺は器が小さいよてか声丸聞こえなんだよ




宿舎は各部屋の壁が薄いため、時々こうしたやりとりや、口論、夜なんかは矯声()が聞こえるのだ。




………つか、俺だってほんとはシュークリーム1個食われたぐらいで、こんなにキレねぇよ。





怒ることでメリットがあるから。表情筋が鍛えられて小顔になる、とかじゃなく。




『じゃ、いつものように最終兵器にご出動願いますか。(イトゥク)』






ピクッ………





そう、俺にとってのメリットはこの最終兵器。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ