禁断
短編小説
□THE DAYS BEIND ME
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パシンッ……!!
頬にジンと痛みが滲む。俺は一瞬何が起こったのか理解できなくて、上にまたがるヒチョルヒョンの顔を見た。
ヒチョルヒョンは自分で何をしたか分からないようで、呆然として少し震えているようにみえた。
『なんで……なんで泣くんだよッ……』絞り出すような声を出し、俺の薄い胸板を力無く叩く。
パタパタっとヒチョルヒョンの雨が俺の体に降り落ちた。
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