小説

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苦しみο

憎しみο

別れο

全て愛…ο

あんなコト言われると思っていなかった…ο

『テメェとなんか一緒に居れるかよっ!!』

僕は走ったο
走って…走って…ο
いつの間にかこんな遠くまで…ο

そこは夕日が見える高い土手の上ο

『僕はただ…神田を愛してしまっただけなのに…ο』

自分の心に素直になれないο
こんな自分が嫌だ…ο

壊したい…ο
壊れてしまえ…ο

アレンは震えていたο
大粒の涙を零しながらο

『僕なんか…僕なんか…』
『…もやし…』

そう聞こえた瞬間、背後から暖かい者が被さってきたο

『か…んだ…?』

そっと後ろを振り替えると、アレンの肩に顔を押当て抱き付いている神田の姿があったο

『…ごめん…ο
勢いで言っちまった…ο
でもな…愛のない接吻ο
愛のないセックスο
ただ触れあっているだけなら…ο
そんな愛なんかいらねぇんだよ…ο』

『…うん…ο
僕の方こそごめんなさい…ο
ただ…神田が…ほしかっただけなんだ…ο』
『俺はここにいる…お前のもんだο』
『うん…ο』

2人は口付けをかわすο

僕が側にいるよ…

絶対誓う…

僕は君から離れない…

絶対誓う…

君を守る…君と一緒に歩いていくんだ…

2人で…ずっと…何処までも…ο

END
 

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