文章Θ
□ラビュー!
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※注意!
・ギャグ。下品。
・遊星が暴走気味、なのにヘタレ。
・なんかいろいろひどい。
以上を踏まえて、どうぞー。
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付き合い始めて、もうしばらく経つ。
手を繋いだ。キスもした。
この前初めて舌を入れてみた。(どうやらジャックは敏感な質[たち]らしく、頬を上気させて蕩けそうな顔をしていた。時折漏れる溜め息のような声に、俺はドキドキし通しだった。顔にはおくびにも出さなかったが。)
だから、そろそろ先に進んでもいいんじゃないだろうか。と言うか進みたい。ジャックとヤりたい。
しかしどうやって、そんな雰囲気に持っていくんだ?
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「ん、……ふ」
ちゅ、ちゅ、と濡れた音が狭い室内に響く。唇を潤すように舐めてやれば、間近に見える長い睫毛がふるりと震えた。
触れるだけのキスで、もう蕩ける準備が始まっている。もっと先に進んだら、ジャックはどんな反応を返すのだろうと思うと、胸の高鳴りが加速する。そして俺の分身も(以下略)
「ゆうせぇ…」
「ジャック……、あn」
「今日のおやすみのキスは…ちょっと激しかった、ぞ?」
「へ」
… お や す み の キ ス ?
俺にしては随分間抜けな声が出てしまったと思うが、しかしそれどころではない。
諸々の都合のため(ぶっちゃけ欲望のため)、二人でベッドに入ったらキスを、習慣付けるように贈っていたわけだが、ジャックはそれをおやすみのキスだと認識していたらしい。
なんたる誤算!どちらかと言えば“おはよう”(アレ的な意味で)のキスのつもりだったというのに…!
「遊星?寝ないのか?」
「…寝ます……」
完全に寝る体勢になっているジャックに声を掛けられれば、俺もそれに倣う以外、選択肢は無かった。
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『ジャックに嫌われるようなことはしない』が大前提だったため、ゆっくり優しく侵食していくつもりだったのだが、どうやら言葉ではっきり伝えたほうがいいようだ。
とはいえ、口下手な俺にロマンチックな台詞は言えるはずもない。さて、どんな感じで伝えようか。
そうだな。一般的には、
『キス以上のことがしたい』
『先に進みたい』
『ジャックとシたい』
…この辺が一番妥当だ。しかし、あれで鈍いところがあるジャックに『何を?』と聞かれたら恥ずかしい(だってそうしたら説明しなきゃならない)し、勘違いしたジャックに組み敷かれでもしたら困る。だって力はほぼ互角(ややジャックが上)なのだ。危ないじゃないか。
俺はジャックに抱かれたいのではない。あくまで抱きたいんだ!
…そうしたら自分が上、を主張しつつ、分かりやすくて心に響くような台詞を……あ。
『お前の尻に突っ込みたい』
……えっと…うん…流石に駄目だな…。確かに分かりやすいが、心に響きすぎてきっとジャックは固まるだろう。そして全力で拒否するだろう。それは困る。
俺はジャックを愛でたいだけなんだ。万が一身体目当てだと思われでもしたら、俺はしばらく立ち直れないかもしれない。
さて、どうしたものか……。
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〈そして翌日の夜〉
「ジャック、俺は…お前が淫らにかわいく啼く姿が見たい!!」
「………遊星。お前……頭大丈夫か?」
頭の心配をされてしまいました。
終。
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ジャックのことがすきすぎて悶々とする(そして血迷う)遊星。
ジャックならきっと、ちゅーして流れで押し倒せば流されてくれちゃうと思いますがね。(笑)
Black