Swёеt


理性
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「ね〜鏡夜先輩!殿、夕方の何時に待ち合わせなのか言ってなかった?」



光は鏡夜の上着の裾を引っ張り、駄々をこねる子供のように聞いている。



「俺はあいつら2人の色恋沙汰には興味ない。よって聞く気も皆無だ。」



あっさりと言った鏡夜に文句をたれる双子に対して、俺は小さくガッツポーズを決める!



「しょうがないよ光。第一、もう時間帯遅いしさ。行っちゃったんじゃない?」



その馨の案に、皆が賛同した。

結局あいつらは、ここの近くのデパートに行くことを速攻で決め、さっさと公園を出て行った。







「一体何だったんだ、あいつらは…」



俺はあいつらが去った後を目で見やり、ため息をついた。



「ぁ…あのっ、先輩…」



すると、下からハルヒの小声が聞こえて、俺は俯き見た。



「どうかし…」



『どうかしたか?』と聞きたかったが、その言葉を、俺は思わず飲み込んだ。


何故なら、ハルヒの服は俺が押し倒したときに乱れてしまったらしく

鎖骨が見え、その乱れ方が一際ハルヒの白い肌を色っぽく見せていた。

そして、俺がハルヒを押し倒しているというこのシチュエーション。



‥‥ヤバッ

どうしよっ…



俺が自分の今膨らんでいる気持ちに焦っていると




「た、環先輩…?」



そうハルヒに呼ばれて意識を戻したけど、そのハルヒの表情が、また俺の気持ちを急速に早めた。


ハルヒ自身も、この状況にドキドキしてくれているのか、頬を赤く染めて、上目使いに俺を見つめてきていた。



そんな余りにも可愛いハルヒを見て、俺は…











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