Swёеt


□一生一緒
1ページ/12ページ





「ん…ん〜…?」



目を開けると外から雀の声がして、ベッドの横にある時計を見ると、まだ朝の5時だった。



眠いなぁ〜。でも…




「‥‥‥たまには早起きでもしてみるかぁ〜。」



俺はう〜んと背伸びをしてから、ベッドから降りて、顔を洗うべくして洗面所に向かった。




普段と何も変わらない朝


‥‥では無いことには、すぐに気づいた。





「ん〜…ん?」



洗面所で顔を洗おうとしたとき、俺は鏡に映った自分に違和感があった。


「え…?」


まだ少し寝ぼけているため、俺は見間違いかと思い何度か目をこすって再度鏡を見てから、俺は驚いた。





「‥‥‥‥Σえっ!?」


俺は自分の顔を見て驚いた。

何時もの自分の青い目、金髪よりの茶髪、整った顔。

そういうのは変わってはいない‥‥‥のだが


鏡に映った自分の顔は、17歳の幼さが少し残る何時もの顔ではなく、
まるで‥‥24〜25歳くらいの顔立ちだった。



「な…な…っ!?」




なん…で?

これは夢か!?




俺は驚いて、今度は顔を水で急いで洗い、柔らかいタオルで顔を拭いた後、もう一度鏡を見た


‥‥‥が




「‥‥‥戻って…ない。」




夢…じゃないのか??




俺はしばらく、鏡の前でじ〜っと自分の顔を見た。


17歳の時の自分と比べ、鼻や顔立ちもスッとしていて、顔の骨格なんかも、前よりずっと良くなっている。

俺はおそらく25歳の自分を見ながら、鏡の前で色んなポーズをとった。


「まだ信じられないが…やはり、俺は年を重ねても美しさに磨きがかかるのだな!
雰囲気も大人っぽくなって‥‥」



そう一人で鏡の前ではしゃいでいると




―ガチャッ―



「Σ!?」


後から急に扉が開いた音がしたので、俺は驚いて振り向いた。


━━━━━━━━━━━
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ