100題

□青い鳥は願いを運ぶ
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※ 物語りせいが無い上に佐伯が一人語っているだけ





最近見た映画の中で、一番良かったのは、えっと、題名は忘れたんだけど、付き合っている女の子と男の子がいて、女の子の方が病弱で、最終的に死に別れてしまうと言う映画で……え?ありきたり?
………そう言われるとそうなんだけど、でもそこ行くまでが凄くよくて、男の子と女の子の変わりようとか、別れる事が分かった後も気持ちがどんどん深まっていく所とか、とにかく凄く良かったんだ。
………。
そう言うところがありきたりって言われると、言う事が無くなるなあ。う〜ん。
あ、そうだ。ありきたりじゃないとしたら、青い鳥がその話の中に出てきてね。
…………いや、だから、ありきたりって、話を聞く前に否定しないでくれよ。
どうせ高田敏子の『青い鳥』の願いを運ぶ青い鳥でも使っているんじゃないですかって、あ、うん。確かにその青い鳥を題材として使ってるけど、あ、そこで聞くのを止めないでくれ、えっと、題材として使っているのも確かに日吉君からしたらありきたりなのかもしれないけど、もう少しだけ聞いてくれないか?
うん。ありがとう。じゃあとにかく青い鳥の所から話すけど、その青い鳥って言うのは、女の子の飼っていた鳥でね、その女の子はその鳥をすごく可愛がっていたんだ。
だけど、病気でね、その鳥の世話も出来なくなったから男の子に世話をして貰う様になるんだ。
そして話は進んでいって、女の子が今にも死んでしまうところにまで話が進む、って、え?説明の進みが速い?え〜と、うん。俺こう言うのを説明するのって苦手なんだよ、ごめんね。
ただ、どうしても最後の感動したその子の言葉が良くって、そこを言いたくなって、話すの速くなってしまうんだよ。
え?ならその言葉を簡潔に言えばいいって、そうだけど、そこで俺の説明下手が出ちゃうんだ。
え?その子の言った言葉?あ、ソレまでにまだ物語があるんだけど……え?聞くのに疲れた?……そっか。悪いね、俺本当に説明下手で、



青い鳥は願いを運ぶ
(貴方に幸せがありますように)


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佐伯ってこういったロマンチックな言葉好きそう。

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