高杉クリニック企画小説

□とりあえずやる気!
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P.N.愛梨様からの相談です


★配役
同じクラスの不良→高杉先生&土方先生
失墜の生徒→管理人


―――ここは理科の授業中の実験室―――



『あー…面倒くさいー無気力ーメスシリンダー爆発しろー』


『おいおい入れすぎ!メスシリンダーから溢れてるぞ!』


『高杉先生ー…うっ……うううー…慰めて下さいよ』


『やだ』


バリンッ


『ええええええー何やってんのお前ぇ!!』


『高杉先生が冷たいです土方先生ー!』


『やめろやめろやめろ!血まみれの手向けんな!!』


『何荒れてんだよバ管理人』


『荒れますそりゃぁ!!だって私、親友とも離れて…』


『『うん』』


『銀魂の話出来る子とも離れて』


『『うん』』


『彼氏ともクラスわかれちゃったんですー!!!』


『『そんな訳ねーだろォオオォォオォ!!!!』』


バリンッパリン


『いやぁああ!!何ですか2人共!』


『いや…異常なまでにはらわたが煮えくり返ったからよ…』


『なぶり倒すぞ』


『何ですか2人して!嫉妬ですか』


『『この世からの存在を消すぞ』』


そこまで言われなきゃいけませんか!?…じゃあ何でそんなに彼氏の…』


『お前に彼氏がいるわけねぇだろ』


『ふざけ倒せよ』


コントくらい夢見させろ瞳孔ひらきっぱ野郎共ー!!!


『お前の理想は銀時だろ』


イエス!!


『『ふざけ倒せよ』』


『何それ流行ってんですか…とにかくどうすれば良いですか』


『あぁ?男と女なんかなぁ、そーいうモンなんだよ』


『そうそう体の作りが違うんだから考え方も違うんだよ!分かったか』


ちげーよそんな事聞いてねぇよ仲が良い人達がいない今、私はどう一年を過ごせば…』


『メスシリンダーと友達になっとけ』


『高杉先生殴りますよ?メスシリンダー生きてないじゃん』


『じゃあビーカー?』


『機材の問題じゃないんですけど…人間が良いです!』


『……大丈夫、お前なら誰でも友達になれる』


『何それ!?』


『この一年で分かるさ…お前は強い子だって』


『た、高杉先生…キャラが…』


『まず友達を作れ…そして少しの我慢も必要だぞ』


『は…はい…』




とりあえずやる気!


愛梨様、相談ありがとうございました


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