高杉クリニック企画小説

□みんなで広げよう友達の輪!
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P.N.玖音様からの相談


★配役

嫌みな同級生→沖田先生
孤高の一匹狼→高杉先生
悩める女子生徒→管理人


―――ここは入学式から一週間後の教室―――



ガヤガヤ…


『…(みんなもう友達とか出来てるんだよなァ…どうしよ、友達はいるけど新しい友達とか作らないとな)』


『やい孤独女子A〜』


『…沖田先、…くん!』


『一人かい?寂しいやつですねィ』


『一人なのは私だけじゃないですよ、ほらあそこにも孤高の一匹狼が』


『高杉かィ』


『アァ?』


『『動いた!!』』


動くわ!!


『さっきから外の景色を一点しか見つめてなかったんで…』


『太陽の見つめすぎで死んだのかと思いやした』


『何その目に悪そうな死に方』


『太陽は直接見てはいけないよ!』


『虫眼鏡を使って見るんですぜィ』


よけい悪いわ!!


『じゃあ高杉先生、友達になりませんか』


『はぁ?何で俺が…』



『新しいお友達が欲しいんです!』


『なら他の…女子とかにいけよ』


『男子のお友達も必要でしょ!』


『でしょ!』


沖田うぜえ


お前がな


『(ド…ドSの睨み合い…恐ろしい…)』


『『何見てんだよ』』


『へっ…い、い、い、いや………とにかく友達を作るためには積極的に喋りかける事が大切です!』


『お前は誰に喋りかけてんだよ』


『目が怖い!!!』




みんなで広げよう友達の輪!


玖音様、ご相談ありがとうございました


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