06/20の日記

23:00
昨日の「怒り新党」
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昨日の「怒り新党」の、
「新・3大○○調査会」のコーナーで、
今から30年以上前の1981(S56)年に放送された、
動物ドラマの先駆けとされた
「炎の犬」という作品が紹介されていました。

私もかつてシベリアンハスキーを飼っていたので、
その頃を思い出しながら見ていたのですが、
主人公(主犬公?)の「リュウ」が、
最終回で飼い主一家と母犬に再会しながらも、
そこに戻る事無く野犬として生きる事を選んだのは、
やはり飼い主一家とはぐれてから再会までに一年もの時間を要し、
(動物の一年は、人の五年〜十年に相当しますからね。)
その過程で一度はその頃の事を忘れてしまい、
何より、「野犬の師匠」だった
「ジェロニモ」が亡くなってから、
その後を継いで新たな野犬のボスとして、
多くの子分達を束ねる立場になっていたからなのかな…
という気がしました。

もし今、これがリメイクされるとしたら、
「リュウ」は「ジェロニモ」の存命中に飼い主一家と再会し、
(つまりはぐれてから再会まで一年もかからず、
二・三ヶ月から長くて半年程)
幸せな家庭に戻るか、
このまま野犬を続けるかで葛藤する。
野犬の子分達も、
「俺達を見捨てて、あんた一人だけ堅気に戻るのか?」
(野犬の世界では、飼い犬の事を堅気と言う。)
と問い詰める。
そこへジェロニモが、
「やめねえか。こいつは元々堅気だったんだ。
こいつの帰りを、待っていてくれた奴が居る。
血眼になって、こいつを探し続けてくれた奴が居る。
それは俺達が憧れて、
結局手に入らなかったものなんだ。
それを持っているだけ、こいつは幸せなんだ。
あるべきものが、あるべき場所に戻る。
ただ、それだけの事だ。」とリュウを諭し、
リュウは後ろ髪を引かれながらも、
飼い主一家の元へ戻っていく…
という大団円を考えました。

「家族ゲーム」が、
三十年越しでリメイクされたのですから、
この「炎の犬」も、
リメイクされてもおかしくないと思っているのですが…。

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