02/03の日記

17:30
もしアイドルが、
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「生涯"籠の中の鳥"で居続けなければならない」
「アイドルにプライベートは存在しない・あってはならない」
「芸の道に生涯を捧げ、
処女のまま生涯を終えるのがアイドルの宿命」
なのだとしたら、アイドル志望者など、
そのうち一人も居なくなります。

今時のアイドル志望のJKも、JCも、更にその下も、
それくらいの事が解らない程、
バカでは無いでしょうから。

別に正当化する訳では無いですが、
アイドルといえども、
血の通った一人の生身の人間なのです。
「人間である前にアイドルである」のでは無く、
「アイドルである前に人間である」と思うのです。

そもそも、
男女交際に対する一切の制限が無くなっても、
アイドル・更には俳優・女優などは、
常に周囲から警戒される分、
見てくれ程モテてはいないのでは?
という気がしているのです。

ジャニーズに目を向けても、
SMAP・TOKIO・V6にそれぞれ一人ずつしか、
妻帯者は居ません。
すなわち、嵐以降には未だに一人も居ない訳です。
つまり、一切の蓋も縛りも無いからといって、
それが即無法地帯になる事を意味する訳では無いという事です。

むしろ芸人の方が、警戒されない分、
交際し易いどころか、早婚の人もいたりするのです。

アイドルだからといって、
いつまでも籠の中の鳥で居ていい筈は有りません。
「じゃあ、次は誰が籠から出るんだ?」では無く、
もう、籠自体が限界を迎えようとしているのでしょう。

それはすなわち、「恋愛禁止」という言葉の効力が、
既に切れかかっているという事だと思うのです。

もう、"その言葉だけでアイドルを縛り付けられる時期は過ぎてしまった"
という事なのでしょう。

「青春の全てをここに捧げるくらいの覚悟が無ければ通用しない」
というのは解りますが、だからといって、
「アイドルは皆に愛をただ与えるだけ与えて、
誰からも受け取る側になってはならない」
というのは違うと思います。

そうだとしたら、アイドルの先にあるものは、
「行き遅れ」「行かず後家」しか無い事になります。
それならばいっその事、
人間と見間違うほど精巧なロボットに、
ボーカロイドの歌声を乗せれば、
それで済んでしまいます。

そもそも、彼女達に群がっている男達も男達で、
彼女達そのものに群がっているのでは無く、
彼女達に付いている
「看板」に群がっているのでしょう。

いくらアイドルとして、人気絶頂を極め、
わが世の春を謳歌しても、
その「看板」が無くなった途端に
「ただの人」扱いされては、何の意味も有りません。
しかし悲しきかな、
それが現実なのも又事実なのです。

もうはっきり言ってしまいますが、
「AKB 卒業したら ただの人」では、
何にもならないのです。

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